~~~はじめに~~~

         「被差別部落」…皆さんはこの言葉を聞いてどう思われますか?
          私が、このブログを始めることにしたのは、職場で「○○地区は危ない」などと

          “心無い会話”が聞こえてきたからでした。それも複数の方から…。

          政策的には、約150年前に「解放」されたはずの被差別部落ですが、

          職場だけではなく、インターネットやパルプマガジン(低俗雑誌)などで、今尚、

          多くの差別があることを実感します。被差別部落出身の妻と結婚し、

          部落の暮らしを知る中で「部落の良さや暖かさ」を皆さんに伝えたいと思います。


         ※「生い立ち編」は、長期連載になります。少々長くなりますが、初めから

          読んで頂くことを強くお願い申し上げます(コチラからどうぞ)

2014年8月24日日曜日

子供のお祭り・部落の地蔵盆:その2

今日、仕事への道中にも沢山の町内で
地蔵盆をしていました。
私の現在の住まい(一般地区)でも
明日の日曜日が地蔵盆です。
どうやら、この土、日で行う地域が多いようですね。

さて、昨日は地蔵盆の概要を書きましたが、
今日は、部落の地蔵盆の様子を書きたいかと思います。

ただ、部落の地蔵盆も基本的には
一般地区と同じ事が多いので、相違点を上げながら
書いてみようと思います。

ちなみに、モデルは嫁の実家の部落(都市型)です。

◎部落の地蔵
普通、地蔵さんは一つの祠に一つというのが
多いですよね。
まぁ、稀に複数祀られている場合もあるかと思いますが、
部落の場合は「複数」が当たり前なのです。

と、言いますのも、
かつての部落は、不良住宅が立ち並ぶ
劣悪な住環境でしたが、同和法の制定施行とともに
各地の部落では、それらの不良住宅を取り壊して
団地型や二戸一型などの改良住宅を建てました。
その時の区画整理で集められた地蔵が
一つの祠に祀られているのです。

なので、この部落では棟毎に祠があり、
その中に3~5体の地蔵が祀られております。
この点は一般地区と異なるのでは?と思います。

◎祭具など
祭具などは、敷地内の共同倉庫に収められており、
必要に応じて出し入れします。
共同倉庫は各棟に設けられており、
嫁の実家の棟は、ポンプ室と共同倉庫が併設されています。

◎提灯
提灯は、各棟の入り口に常設されている
アーチ型の「提灯掛け?」に吊るします。
一年の内たった一度しか使わないのに
常設されているって不思議ですよね。

私も初めてみた時は、「ナニするもの?」って思いましたが、
地蔵盆の光景を見た時納得しました。
信仰心の強い部落の方々らしい設備です。

◎概要
部落の地蔵盆は、子供のためのイベントであることは勿論、
地域住民のコミュニケーションの場でもあります。

お盆は親族一同が会する。
地蔵盆は地域住民が会する訳です。

かつて部落民は非常に
強固な連帯を持っておりましたが、
直接的な差別が少なくなり、
住環境や仕事も一般地区と遜色がなくなると
地域住民の繋がりも希薄になってきました。

そんな部落に於いて皆が集う地蔵盆は
大切な行事であるとともに、
地域住民のコミュニケーションの場として使われています。

◎現状
少子化です。
都市型部落はドコもそうらしいですが、
部落からの人口流出が激しいのです。
仕事やライフスタイルに合わせて
部落外に家を買って出て行く方が多いのです。
その為、長きに渡って行なわれてきた
地域のコミュニケーションの場である
「地蔵盆」も縮小・消滅の危機にあります。

これは、一般地区よりも深刻ではないでしょうか。
現状としましては、嫁の実家の棟でも
数年前に住民の高齢化を理由に廃止になりました。

◎総括
部落に限らす一般地区でも少子化の波は避けられす、
これらの行事も無くなりつつあるのは
非常に寂しい限りですね。
伝統というのは止めることが一番簡単。
次が“続けること”で、最も難しいのは
止めた行事を復活させることです。

まぁ、時代というのはそうやって進化してきたのかもしれませんね。


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