~~~はじめに~~~

         「被差別部落」…皆さんはこの言葉を聞いてどう思われますか?
          私が、このブログを始めることにしたのは、職場で「○○地区は危ない」などと

          “心無い会話”が聞こえてきたからでした。それも複数の方から…。

          政策的には、約150年前に「解放」されたはずの被差別部落ですが、

          職場だけではなく、インターネットやパルプマガジン(低俗雑誌)などで、今尚、

          多くの差別があることを実感します。被差別部落出身の妻と結婚し、

          部落の暮らしを知る中で「部落の良さや暖かさ」を皆さんに伝えたいと思います。


         ※「生い立ち編」は、長期連載になります。少々長くなりますが、初めから

          読んで頂くことを強くお願い申し上げます(コチラからどうぞ)

2014年7月10日木曜日

続・被差別部落と親戚

先日書きましたように、
過去の歴史を振り返ってみると・・・

身分制度があった時代には、被差別部落民(穢多)は、
自由な通婚が出来ませんでした。
又、住居も穢多村から、一歩たりとも出ることが許されませんでした。

明治4年。
時の明治政府より「身分解放令」が出されると、
制度上では、部落民は解放されることになり、
転居や結婚も自由にできるようになりました。

しかし、どうでしょう?

部落民は、解放令で本当に自由になったのでしょうか?

・・・それは、
それは、みなさんもよくご存知でしょう。
未だに綿々と部落差別は続いています。

もちろん、今は昔のように、
部落民に面と向かって差別をする「直接的」な
差別は少なくなりました。
いや、ほとんど無いと言ったほうがいいかもしれません。
しかし、現実には差別はあります。

インターネット・落書き・はがきやメール・・・

差別は、現実にあるのですが、アンダーグラウンドなんですよね。
差別者の顔が見えないわけです。

それと、最も大きな問題のひとつが、やはり結婚差別ではないでしょうか?
これは、ハッキリと相手の顔が見えますし、
当事者を取り巻く親戚縁者関係も見えてきます。

普段、全く顔を合わせない・・・
会っても数年に一回位の誰かの葬式程度でしか顔を合わせない
親戚縁者のしゃしゃり出た差別意識により、
これから毎日顔を合わせる事になる、
生涯のパートナーを失うわけです。

「結婚差別になんか負けない!」
と息巻いていた当事者も、
親兄弟・親戚縁者の“説得”により意気消沈。
そして、破談・別れへと向かいます。

これで、いとも簡単に、結婚差別の出来上がりです!

そして、その理由が・・・なんですって?
穢れているから?

ふ~ん、そうですか~。 
じゃぁ、お医者さんはどうなんでしょうねぇ?
お医者さんも、人の死に携わる職業ですよね。

かつて、牛の解剖(解体)を生業としていた部落民が穢れていて 、
人の解剖をするお医者さんは羨望の目とは、如何なることでしょう?

今も昔も、お医者さんは「結婚したいランキング」でも
常に上位であることは間違いありません。

私は、お医者さんにはお世話になってますし、
もちろん尊敬いたします。
それと同時に、“穢多”と呼ばれた時代の
部落民にも敬意を払います。

今の西洋医学の発展に、
実は、部落民が大きく関わってきたことは、
余り知られておりません。
《江戸時代、日本で初めて人体解剖の書「蔵志」を
記した山脇東洋。しかし、この時、罪人の解剖を実際に施したのは、
六角獄舎近くの部落民達》 

止めどない文章になってしまいましたが、
今回は、差別する側の親戚を描きたかったわけで・・・。

最後に、これだけ言わせて下さい。
職業に貴卑はありません。
それと同時に人にも貴卑はありません。

かつて、部落を、そして、部落民を蔑み差別していた。
そんな、部落差別者の私が言うのですから・・・。



部落を皆さんに知ってもらいたい!

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部落を知ってほしい。それが、差別をなくす早道だから・・・

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

再度コメントさせていただきます。

若いころ
先輩と先輩のお母さんが部落について会話をしていました。

家に帰って
ふと、母親に
“僕がいま付き合ってる彼女は部落の子だけど”
と嘘を言ってみました。
母は料理をしていた手を止め
“なんでよりによって!?”
といいました。
母を試すような嘘をついた私もどうかと思うのですが、

“よりによって”


ショックでした

うちの母もだったか・・・

人間は公平なんだよと教え聞かせてくれた母

それが自分の身に降りかかると、手のひらを返すように


もちろん今でも母を愛しています

でも、あの一言は20年経った今でも忘れません。

私の息子が年頃になって、そう言ってきたら?
何の躊躇も無く私は言います。

二人が愛し合っていたら誰も反対するものはいないよ



問題があるコメントであれは直ぐに削除をお願いします。

s sugi さんのコメント...

匿名さん
こんばんは。

私は今、凄く感動しております!

部落問題に対する匿名さんのお気持ち、
素晴らしいです!

それと、お母様の事を責めないで下さい。
お母様は、きっと、
部落問題を正しく学習する機会がなかっただけなのです。

私の持論では、差別意識は、親兄弟・友人などの近親者から
大きな影響を受けると考えています。
そういう意味では、
お母様は、部落問題を正しく学習される前に、
部落に対するマイナスイメージを持たれたのかもしれません。

かつて、部落を差別していた私がそうであったように、
お母様も、部落に対する正しい知識を
お持ちになれば、
きっと、部落に対する認識も変わられるかもしれません。

私も、部落に対する正しい認識が、
世の中の皆様に伝わるよう、
このブログを続けてまいります!

今日のコメントで又、パワーが湧いてきました。
匿名さん!
お互いに頑張りましょう!

大川原英智 さんのコメント...

こんにちは。

お二人の素敵なコメントの往復を読ませていただきました。

とても嬉しくなりました。

時間を10年さかのぼれば、僕も匿名さんのお母さんと全く同じ状態だったからです。

まさに、sugimuraさんのおっしゃる通り、近親者からのマイナスイメージです。

でも、出会いと学びによって、少しずつ変わり始めているのが現在の自分だと思います。

部落差別をはじめとするあらゆる差別を、何としてでもなくしていきたいですね。

とても人間味豊かなコメントに感謝いたします。

s sugi さんのコメント...

大川原先生
こんばんは。
いつもありがとうございます。

こんばんは。

先生や匿名さんからいただくコメントは、
私も大変勇気づけられ心強く思っております。
それと同時に、部落を取り巻く環境は、
確実に向上しているのを実感しております!

未だ、一部の差別者の方はおりますが、
その方々も、いずれ学ばれる事と信じております。
その日が来ることを、先生同様、私も願っております!!