~~~はじめに~~~

         「被差別部落」…皆さんはこの言葉を聞いてどう思われますか?
          私が、このブログを始めることにしたのは、職場で「○○地区は危ない」などと

          “心無い会話”が聞こえてきたからでした。それも複数の方から…。

          政策的には、約150年前に「解放」されたはずの被差別部落ですが、

          職場だけではなく、インターネットやパルプマガジン(低俗雑誌)などで、今尚、

          多くの差別があることを実感します。被差別部落出身の妻と結婚し、

          部落の暮らしを知る中で「部落の良さや暖かさ」を皆さんに伝えたいと思います。


         ※「生い立ち編」は、長期連載になります。少々長くなりますが、初めから

          読んで頂くことを強くお願い申し上げます(コチラからどうぞ)

2014年6月16日月曜日

被差別部落の名称と所在地

私が、このブログを始める際に、
最も悩んだのが、被差別部落の名称と所在地に
ついてのことでした。

ブログ記事を書くにあたって、部落(同和地区)の
名称や所在地を書くべきか?
これはかなり迷いました。

地区名を出すことにより、よりリアルな現実を皆さんに
知っていただける。
しかし、その反面、所在地が明らかになる事により
新たな差別が生まれるのではないか?
差別を助長することになりはしないか?
その様な葛藤がありました。

今やインターネットで、どんな情報でも瞬時に入手
することができるこの世の中で、
当然、被差別部落の情報も、うわさ話だけでなく、
実際の所在地や地図、画像、時には動画まで、
種々の情報で溢れております。

丁度、私がこのブログをはじめる少し前に、
橋下徹大阪市長と週間朝日の間に問題が起こっていた事は、
みなさんもご記憶に新しいかと思います。

部落(同和地区)で生まれ育った橋下氏の
出自を暴く週刊朝日の記事は、
同時に、橋下氏に関係する被差別部落の地区名称や
所在地を明らかにしました。
社会の公器であるメディア、とりわけ、社会への影響力がとても大きい
新聞社系の雑誌と言うことも、大きな問題でありました。

《橋下氏の週刊朝日問題に対する会見放送はこちらです↓》
 http://www.ustream.tv/recorded/26233118 (28分頃~)

これらを踏まえた上で、私が出した結論は、
地区名や所在地を「あえて公表しない」ことでした。

何度も、書いておりますように、
部落関連の法律が失効して久しい今、
国や行政の見解としては、
「同和地区は無くなった」=部落問題は解決した、
となっているようですが、実際問題として、
本当に部落差別は無くなったのでしょうか?

言わずとも答えは「NO」です。

真の部落解放とは、被差別部落を一般地区と同じ

生活水準にすることではありません。
もちろん、それも部落問題解決の一つのファクター
であることは、紛れもない事実であります。
しかし、それだけではないのです。

「心の解放」・・・
差別者も被差別者も「心の解放」がない限り、
真の部落問題の解決とはいえないでしょう。
お互いのわだかまりをなくし、誤解を解き、
そして双方が理解と尊重をすることによって、
差別は解消されると考えます。

そのためにも、このブログが、
部落民と部落外民、双方の架け橋の一つになればと、
切に願う次第であります。

最後に繰り返しますが、
このブログでは、被差別地区の名称や所在地を
公表することは、現在のところありません。
ただし、必要に応じての都道府県レベルの
所在地公表については、先述した通り、
皆様に、より具体的・現実的に部落問題を
認識していただけるということもあり、
都道府県名を公表するか否か、現在検討いたしております。

また、公に被差別部落の場所が明らかにされている場合
-例えば、水平社博物館がある奈良県の柏原部落は、
水平社発祥の部落として広く認識されております。
この様な部落の地区名称公表については、全く問題がないと考えております。

近い将来、差別がなくなったら、
いいえ、無くなると決まっているのですが・・・。
その時が来たら、声を大にして公表します。
「皆さん!被差別部落があった場所はココですよ!」と。


部落を皆さんに知ってもらいたい!

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部落を知ってほしい。それが、差別をなくす早道だから・・・

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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

いつも読ませて頂いております。
ですが…やはり現実問題、声を大にして「ここが被差別部落ですよ!」とは言えないのではないでしょうか?
細かい事をお書きになっていますが、だから〜差別をなくしましょう。と言う結論にはにどうも繋がらなく、ただ細かい情報のみ知れ渡って、イコール=知らない人にとっては余計に差別を生む情報にしかなってないのではないでしょうか?
と言ってもまだ途中段階で結論には達してないのかもしれませんね。
なのでこれかも陰ながら応援すると共に、楽しみにしております。

s sugi さんのコメント...

匿名さん
こんにちは。
当ブログをお読みいただき
ありがとうございますm(_ _)m

さて、地区名や所在地の問題についてですが、
結論から申しますと・・・
現在のところ、法務省・法務局の見解として、
ネット等で具体的な地区名称を公表することは、
「差別を助長する」として、原則これを認めておりません

例えば、差別的な部落ネタが多い
2ちゃんねるの人権板などでも、
現存地区名を書き込めば
「あぼーん(=削除)」となります。
とは言え、隠語や当て字で地名を
書いているケースは非常に多いですし、
一部のサイトでは、実際の地区名が
事細かく公表されているものもありますが・・・

部落問題を広く社会に認識していただき、
理解を得るためには、より身近な存在として、
地区名を公表することも必要かとは思います。

ただ、私達が忘れてはいけないのは、
1、実際に部落問題が完全解決していない。
2、現在も、その地区にお住いの方々がおられる。
3、地名が公表されることによって、
実際に不利益を被る方々がおられる。
・・・ということです。

また、匿名さんのように、部落問題に
ご理解ある方ばかりなら
地区名を公表しても差別の解消につながるでしょうが、
そうじゃない方々にとっては、
「差別の助長につながる」という
法務局見解に値する事象が起こっているのも事実です。

ただ、できるだけ現実的でありたいと思う点では、
匿名さんと同意見です。

現在、私の中での検討事項と致しまして、
都道府県レベルの公表を検討しております。
これとて、都道府県に地区が少数の
存在であれば特定できるケースもありますので、
現在、私の中でも慎重に検討をしているところであります。

今回は、貴重なご意見をいただき
ありがとうございました。
今後も、ブログ「被差別部落の暮らし」を
どうぞよろしくお願いいたします。

匿名 さんのコメント...

“差別”がなくなったら
そこは
“被差別”部落とは言わないでしょう

最後の一文で引っかかったので突っ込ませていただきました

s sugi さんのコメント...

匿名さん。
こんばんは。

そうですね。
差別がなくなれば、被差別とは言わないですね!
早速訂正いたします!!

コメントありがとうございました。