叔母の話が出たのですから、今度は、いとこの話をしたいと思います。
今までの生い立ちの中での身近な部落民とは、
叔母であったり、その親族であったり、
ある意味、親戚ではあるが、血の繋がりがない親戚でした。
しかし、 今日のお話は違います。
私には、血がつながっている、
部落民の従兄弟がいます。
そうです。叔母の子供達です。
今は、私の子供も部落民(前出、角岡氏の言葉を借りれば、半ブラですね)で、
もちろん血の繋がりはあります。
しかし、幼少の頃の私にも、半ブラではありますが、
私と血の繋がりがある部落民の従兄弟が居たのです。
従兄弟たちは、被差別部落、いわゆる同和地区に住んでいたわけではないので、
私も、彼らを部落民として見たことはありません。
それ以前に、血の繋がりがあり、家も近かったことから、
兄弟のような関係であったので、そんな意識もなかったのですが、
ここまで書くと、これまで随分、私が語ってきたことと矛盾していることになります。
部落や部落民には嫌悪感や差別意識があるのに、
部落民で血の繋がりのある従兄弟には、そのような感情が起こらない。
ホント、矛盾だと思います。
矛盾なのですが、この矛盾こそが、未だに今日も続いている
部落に対する意識であり、差別であるのです。
私よりかなり年が離れていた従兄弟たちは、成長するに従い
それぞれ居を構えたり嫁いだりで、今では疎遠になっていますが、
従兄弟たちは、自分の出自を知っているのでしょうか?
ついに確かめずじまいです。
部落地区外の部落民にありがちな、親から子への
カミングアウトは行われたのかは分かりませんが、
叔母の親族の住む同和地区へは、当然出入りしているので、
部落に対する知識レベルこそあれ、自分たちが
部落民であるということは知っているのでしょうね。
部落民である従兄弟の存在。
このことが、のちの人生の中で、大きな意味を持ってくることになるのです。
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